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1―4→5-5→PK勝ち…野洲底力の大逆転

[ 2011年1月1日 06:00 ]

<野洲・松商学園>PK戦で勝利した野洲イレブンはGK松原(1)の元に駆け寄る

 【全国高校サッカー・野洲5―5松商学園(PK4―3)】野洲(滋賀)が後半に猛烈な追い上げを見せ、松商学園(長野)とのPK戦を制した。後半16分で1―4と絶望的な状況だったが、美濃部、村松と途中出場のFW2人が奮闘。最後は4―5の後半ロスタイムに村松がドリブルシュートを決めた直後に試合終了の笛が鳴った。

 PK戦でも最後はGK松原が相手の7人目のキックを左足一本でセーブして05年度王者の意地を見せつけた。山本監督は「リスクを恐れず、最終ラインからつなぐ。そこに野洲のプライドがある。5失点はいただけないが、こういうサッカーの宿命」と淡々と振り返った。
 ▼松商学園MF向井 ずっとリードしてた試合を落としたのは悔しい。4―1になってホッとしたのかもしれない。そういう面では野洲のメンタルが強かった。

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2011年1月1日のニュース