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協会技術委員長Jr 都駒場・原、無念の初戦敗退

[ 2011年1月1日 06:00 ]

<駒場・滝川二>前半、駒場・原(中)は懸命にディフェンスする

 【全国高校サッカー・都駒場1―6滝川二】都立の雄、都駒場(東京A)は優勝候補の滝川二(兵庫)に1―6と大敗し、初戦で散った。日本サッカー協会の原博実技術委員長の次男で主将のDF原玄(3年)は右サイドバックでフル出場。前半39分にはCKから父親譲りのヘッド弾を見舞ったが、得点ならず。「1本(チャンスが)ありましたけどね。遺伝子は感じませんでした」と淡々と振り返った。

 原技術委員長は観客席で11番の都駒場ユニホームを着込んでの応援。父が「息子はどこかをかばってるな」と話したように、右ふくらはぎ痛を抱えながらの奮闘だった主将は「頑張る姿勢は見せられたと思うんですが…」と言葉を詰まらせた。
 今後は指定校推薦で早大法学部へ進学する。都駒場でも学年トップクラスの学力を誇り、将来の夢は法曹系の職に就くこと。「サッカーを続けるかどうかは正月に考えます」と話した。

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2011年1月1日のニュース