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現地は平静?情報収集の結果予定通り開催

[ 2010年1月5日 06:00 ]

 日本サッカー協会もイエメンの情勢を受け、対応に追われた。協会スタッフが4日に外務省、アジアサッカー連盟(AFC)と連絡を取り、情報を収集。

 外務省は「現地は平静を保っており、騒々しいことはない」。AFCからも「イエメン協会が万全を期すと言っている」との回答を得た。また、サヌアの日本代表スタッフからも「セキュリティーは守ってもらっている。通常通りの練習ができている」との報告を受けた。最終的に犬飼基昭会長と電話で今後の対応を協議した結果、予定通りに6日の試合に臨む方針を確認した。
 外務省によると、もともとイエメンの危険レベルは「渡航の是非、延期を検討してください」とする高いレベルだった。外務省の渡部主席事務官は「今後何かあったときの対応を含めて、イエメン到着後も日本サッカー協会と連絡を取り合っている」と説明。ただ、外務省が把握しきれていない日本人の報道陣やサポーターもおり「心配です」と話していた。

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2010年1月5日のニュース