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28日初戦へ意気込み 真鍋監督「一戦一戦ベストを」

[ 2012年7月27日 21:00 ]

記者会見で抱負を語るバレーボール女子の真鍋政義監督

 1984年ロサンゼルス五輪以来のメダル獲得を目指すバレーボール女子の日本は28日午前9時半(日本時間同日午後5時半)からの1次リーグA組初戦でアルジェリアと対戦する。真鍋監督は27日、ロンドンでの記者会見に出席し「一戦一戦ベストを尽くしたい」と意気込んだ。

 北京五輪後に就任し、2010年の世界選手権で3位に食い込むなど着実に力をつけた。本番を迎える前に、サッカーの日本が男女そろって勝ったことも発奮材料になった様子で、監督は「われわれもパワーをもらった」と話した。

 34歳の正セッター、竹下(JT)はこれまでの経験を基に、自身の集大成として五輪に臨む。2000年のシドニー五輪出場を逃し、アテネと北京の両五輪は続けて5位。チームの精神的支柱は「(当時の)悔しい思いは私にしか分からないと思う。この4年間やってきたことをしっかり出したい」と話した。

 1次リーグは12チームが2組に分かれて総当たりで争い、各組上位4チームが準々決勝に進む。

 ▼木村沙織 スイス合宿では、いい状態で練習できた。ここまできたら最後は気持ち。みんなで心を一つにして日本らしいバレーができたらと思う。早く試合をやりたい。

 ▼荒木絵里香 このチームの集大成となる大会だと思うので、全てを出し切りたい。みんなでメダル獲得を達成できるよう、いい戦いをして最後は笑って終われるようにしたい。

 ▼竹下佳江 どの五輪も懸ける思いは一緒。一球一球に魂を込めて頑張る。チームの目標は金メダル。全力を尽くしたい。(共同)

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2012年7月27日のニュース