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IOC委員就任の竹田氏 20年五輪招致に決意新た

[ 2012年7月27日 12:02 ]

 日本から13人目の国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任した竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長(64)が26日、ロンドンで記者会見し、来年9月に開催都市が決まる2020年東京五輪招致へ「仲間に入れていただいたことで新しい情報も得ることができる。立場を生かして積極的に活動していきたい」と新たな決意を語った。

 明治天皇の孫で父の恒徳氏と親子2代で委員となり「五輪は父の背中を通じて若いころから見ていた。父がこれまでやってきた仕事を受け継ぎ、自分ができることに挑戦したい」と感慨をにじませる場面もあった。

 任期は70歳になる17年の末まで。総会に出席した97人のIOC委員から88の信任票を獲得し「大きな責任を与えられ、非常に光栄に思う。五輪運動をアジアや世界に広めていきたい」と話した。(共同)

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2012年7月27日のニュース