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「初日にしては動けた」吉田沙保里 手応えの初練習

[ 2012年7月27日 06:36 ]

練習で苦しそうな表情を見せる女子55キロ級の吉田沙保里

 日本選手団旗手を務め、レスリング女子55キロ級で3連覇を目指す吉田沙保里(ALSOK)が26日、ロンドン市内のマルチサポートハウスで約1時間半、初練習した。柔道の畳の上に約30分かけて敷いた約7メートル四方の小さなマットで調整し「体が重い感じがあって、息も上がったけど、初日にしては動けた」と満足そうな表情で話した。

 課題に掲げるタックルの練習や55キロ級、72キロ級の練習パートナー2人、男性コーチとのスパーリングを精力的にこなした。1976年モントリオール五輪金メダリストの高田裕司・日本協会専務理事からは相手の頭を手で触り、体勢を崩すフェイントを教えられたそうで「取り入れてやっていきたい」と前向きに話した。

 27日の開会式に参加するため、25日にロンドン入りした。試合は8月9日に行われる。(共同)

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2012年7月27日のニュース