橋本五郎氏　4万円減税など政府の対策、タイミングの悪さを指摘し「選挙目当てでやってるのかと」

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　読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が2日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に出演。岸田文雄首相が物価高の家計への影響を和らげるため、所得税と住民税の減税を来年6月から実施すると表明したことに言及した。

　岸田首相は先月26日に子供などの扶養家族を含め、1人当たり合計4万円の所得税と住民税の減税を来年6月から実施すると表明。所得税と住民税が課税されない低所得世帯への給付は1世帯7万円とし、減税に先行して年内に始める。

　橋本氏は「タイミングなんですよ。この減税と増税ね、よく言われるじゃないですか。ブレーキとアクセルを一緒にやって何だと。ということで、減税に対するイメージも悪くなっている」と指摘。

　そして、「それはなぜかっていうと、減税は今、暮らしに困っている人をやるのがいいんですよ、これは。私は一律はよくないと思うけれども。方法はよくないと思うけれども、それがなぜ、こういうふうに思われているか。となるとやっぱりタイミングなんですよ。選挙目当てでやってるのかとかね、そういうふうに言われちゃう」と自身の見解を話した。