中森明菜が40年経てセルフカバーした「北ウイング」 当初の曲名「ミッドナイト・フライト」を自ら変更

[ 2023年11月2日 10:46 ]

中森明菜
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 作曲家の林哲司が2日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~金曜前8・00)に出演。林氏が手がけ、歌手・中森明菜(58)が1984年のヒット曲「北ウイング」をセルフカバーした新録の「北ウイング-CLASSIC-」について語った。

 11月8日に発売されるアルバム「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」に収録された同曲は10月30日の同番組の放送で全国初オンエア。約40年を経たセルフカバーはSNSで大きな話題を呼んだ。

 林氏は「北ウイング」のタイトルの由来について言及。中森自らが考えた曲名であることを明かし、当初は「ミッドナイト・フライト」の予定だったという。林氏は「もうレコーディングが終わって、リリースを待つばかりの状態になった時にディレクターから電話が来まして。(中森が)北ウイングというタイトルにしたいという話だったんですけど、僕たちは猛反対した」と振り返り、その理由を「当時は80年代、バブリーな時代でしたから、横文字の方が格好良かった」と説明した。

 林氏は「結果論としてそれはすごく成功したと思いますし、シンガーとしても、明菜さんがこの曲で大きく変わった感じがしました」と語り、垣花正も「当時の年齢を考えると、まだアイドルというカテゴリーの中にいらした明菜さんの方から強い意志を持って変えたいと(タイトルを)持ってくるこのエピソードの面白さがある」と関心した様子だった。

 中森は2017年末のディナーショー以降は活動を休止中だが、公式サイトをリニューアルし、ファンクラブの設立を正式に発表。活動再開に向けた準備を進めていると見られ、再始動するかが注目されている。

 「北ウイング-CLASSIC-」全国初オンエア後の10月31日には、アルバム発売元の公式YouTubeチャンネルが中森のメッセージを公開。「林さんへ この度はデビュー50周年、本当におめでとうございます。北ウイングという多くの方々の心に残る楽曲を頂き心より感謝申し上げます。林さんへ、心からの感謝をこめて」と祝福の言葉を寄せていた。

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