藤井王位、トータル158分の考慮中!勝てば4連覇の第4局1日目 昼食休憩前に98分の長考

[ 2023年8月15日 12:47 ]

佐々木大地七段との王位戦第4局に臨んだ藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=に佐々木大地七段(28)が挑む第64期王位戦7番勝負第4局は15日、佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で1日目が始まり午前12時半、昼食休憩に入った。

 休憩前の19手目、先手佐々木が跳ねた右桂に、藤井が長考に沈んだ。延々考え、休憩突入までに98分。1時間の昼食休憩と合わせると、計158分考えて1時半から午後の対局が再開されることになる。

 昼食は両者、和多屋別荘内の「日本料理利休」から藤井が角煮御膳、佐々木が刺身御膳を選んだ。藤井は午前中に2時間14分、佐々木は1時間15分消費した。

 対局中の昼食や午前、午後のおやつを選んだ前日、藤井はお茶所の嬉野とあって「(選択肢が)6、7種類あって長考した。明日から8時間という長い持ち時間の対局となるが、そちらこそしっかり考えて一手一手内容の濃い将棋にできれば」と前夜祭で意気込みを語った。7番勝負はここまで藤井の3勝0敗。藤井が勝てば王位戦4連覇となる圧倒的優位な状況下でも、将棋盤へ向かう気持ちに緩みはなかった。

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