青木理氏 旧統一教会の被害者救済法の議論に「政治と教団の蜜月の実体はどうだったのか。そこにもメスを」

[ 2022年11月13日 16:45 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ジャーナリストの青木理氏が13日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を受け、政府が被害者救済に向けた新法の今国会提出を視野に入れ、急ピッチで作業を進めていることについてコメントした。

 青木氏は「宗教法人法に基づく質問権の行使もそうなんですけど、岸田政権を見ていると、かなり世論の激しい批判を受けて、あるいは支持率の低下を受けて、もうしようがない、これやんなくちゃいけないという形で次々にこういうことを言い出している気配がある」と指摘した。

 そのうえで「これは高額献金の被害者、あるいは宗教2世と言われている方々の救済のためにやらなくちゃいけないことなので、ぜひやってもらいたいのと同時に、一方で気になるのは、要するに政治と教団の蜜月の実体はどうだったのか」と言い、「政治がそういう関係だったから教団が放置されたんじゃないですかと。だから被害が広がったんじゃないですかというところには、ほとんどメスが入らない。これは国会で超党派で議員たちが調べようとか、第3者が調べようという、政治自らの責任についても僕はきちんとメスを入れるような方向を取ってほしいなと思いますよね」と自身の考えを述べた。

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2022年11月13日のニュース