橋下徹氏 安倍元首相と旧統一教会の関係、国葬に関連し「調査すべき。事務所に記録が残っているはず」

[ 2022年9月9日 12:21 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が9日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。衆参両院の議院運営委員会が8日、安倍晋三元首相の国葬に関する閉会中審査を行ったことに言及した。

 岸田文雄首相は、国葬は内閣府設置法などを根拠に実施できるとして「行政権の範囲内だ」と述べ、法的正当性を主張。安倍氏と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係調査を求められたが、否定的な考えを示し、今後の国葬実施に関しては「その都度、政府が総合的に判断するのがあるべき姿だ」と語った。総額16億6000万円程度とした概算費用に関しても「過去のさまざまな行事との比較においても妥当な水準」とした。

 MCの谷原章介が、安倍氏と旧統一教会の関係について「安倍元総理の事務所は調査しないまま、国葬を実施するという流れになっていますけれども、それで納得する方、出てくると思いますか?」と聞くと、橋下氏は「調査すべきですよ、それは。やっぱり日本の政治、国会運営、安倍政権の時もそうだったんですけれども、肝心なところで文書が出てこないとか、文書が廃棄されたとか、分からないとか、もうそういうことが日本の政治行政、日本政府に多すぎるんですよ」とコメント。

 「政府と安倍事務所は別物ですけども、これは安倍事務所のスタッフの皆さんがしっかりと調査をして、記録が残っているはずですから、こういうことでした、こうでした、この点は間違ってました、この点は反省しますということを全部、国民に伝えて、安倍さんの功績もしっかりと評価もする。その代わりこの統一教会の問題はこことここが問題でしたってことも全部出す」と自身の考えを述べた。

 そして「僕はそういう安倍さんのある意味、政治姿勢、安倍さんはもう亡くなられてますけれども、安倍事務所の方がそういう政治姿勢を国民に示してもらいたいと思います。調査なんてやろうと思ったらできるんですから。事務所に記録が残っているんだから、見ればいいんですよ」と話した。

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2022年9月9日のニュース