中村逸郎教授 コロナ感染を振り返り「40・5度でも軽症だった」「プーチン政権に毒を盛られたかなって」

[ 2022年8月31日 09:47 ]

フジテレビ
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 筑波学院大・中村逸郎教授が31日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自身が新型コロナウイルスに感染した時の症状などについて語った。

 番組では、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンの接種開始時期について、厚生労働省が9月の前倒しを目指し調整していることや、厚労省が30日に英アストラゼネカの新型コロナ抗体薬「エバシェルド」の製造販売も特例承認したことなどを伝えた。

 中村氏は、この話題の中で「実はですね、私、先月末ですけどもコロナに感染して喉(のど)が凄い痛くて40・5度の熱が出て、嘔吐して結局、入院したんですけど、丸3日間何も飲めない、食べられない状態で点滴でしのいだんですけども、でも軽症だったんですよ。4、5日目くらいの時に肺炎の症状が出て来て中等症だという診断になった」と明かした。さらに「体重が4キロ減って44キロになってしまって、私、本当にこのまま死んでしまうんじゃないかって思ったんです。でもお医者さんから軽症、軽症、軽症って言われた」と振り返った。

 このことについて、東邦大学教授で感染制御学などが専門の小林いんてつ氏が「喉の痛みは正常反応ですので、その分、先生の場合、たぶんBA・5だと思うんですけど、その免疫がかなりついていると認識されてよろしいかと思います。感染するということは、ある意味、抗体価が上がってくるということですから、そういう意味では安心されてよろしいんではないかと」と説明すると、中村氏は「僕、最初すっごく喉が痛くて、私、ロシアに入国禁止になっているんで、狙われてるじゃないですか、プーチン政権に毒を盛られたかなって思って、それほど私にとってはコロナっていうと肺炎のイメージがあったものですから」と話した。ここでMCの谷原章介が「よかったですね、抗体獲得できて」と言うと、中村氏は「よかったよかった。失うものだけでなくて、得るものもあった」とうなずいていた。

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2022年8月31日のニュース