橋下徹氏が涙　安倍晋三元首相の葬儀に「最後の結末がこれって納得できない」突然の死に声震わせる

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（53）が12日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後3・55）に生出演。奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相（享年67）の葬儀に時折、涙を見せながら悔しさをにじませた。

　番組は東京・芝公園の増上寺で営まれている葬儀に合わせて、多くの人が献花に訪れていることを現場中継も交えながら紹介した。葬儀後、安倍元首相を乗せた車が自民党本部や総理官邸などゆかりの地をめぐって斎場に向かう様子が流れた。

　橋下氏は目を赤くし、鼻をすすりながらその様子を見入り「これは最後じゃないよね絶対にね。本当に死を覚悟してやってたのは凄い伝わってきたので、それだったら政治信条でかかってこられた方が安倍さんだって“こんちくしょう”って感じになったかも分からない。これじゃないと思うな」と理不尽な死に肩を落とした。

　「こんだけ、賛否両論あるんで、全部が全部賛成と言っている人ばかりじゃないが、本当に総理は大変なんですよ。言うのは簡単で、それを8年近くやって消費税2回増税やってですよ、それで政権維持。皆、1回上げるだけで皆倒れる。それに憲法問題から何から全部やってアメリカ・トランプ大統領と批判あるけど、覚えてます？北朝鮮がミサイルぶっ放した時、トランプ大統領の別荘で安倍さん緊急で会見開くんですけど、トランプ大統領がずっと横に立っていたんです。その関係を見て僕らはどれだけ安全をもらっていたか」と首相時代の数々の手腕を称えた。

　橋下氏は時折、手で涙をぬぐい「その政治家の最後の結末がこれっていうのは納得できないな」と悔しさをにじませた。