「ちむどんどん」黒砂糖のキッスは愛ちゃん&和彦!暢子“ガン見”再び…「これでおあいこ」にネット反響

[ 2022年7月8日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第65話。見つめ合う愛(飯豊まりえ)と和彦(宮沢氷魚)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第65話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第65話は、愛(飯豊まりえ)は新聞記者として大きな特集記事を書くチャンスをつかむ。念願のファッションについての企画記事。しかし、企画書の作成に難航し、追い詰められた愛は暢子(黒島)、和彦(宮沢氷魚)、智(前田公輝)に協力をお願い。それぞれに複雑な思いを秘めたまま、4人は一晩、一致団結して企画を考える。そして4人の関係に大きな変化が…という展開。

 あまゆ。愛は暢子をヒントに「パンツルック」「女性の社会進出」と企画のテーマが明確になり、タイトルは「ズボンをはいた女の子」。

 明け方、企画書が完成。愛は「今から海に行かない?」と提案した。

 海。4人は波打ち際ではしゃいだ後、並んで座って黒砂糖を食べた。智が真剣な話をしようとすると、暢子はまたもはぐらかし「勝負」と駆けていった。

 2人になった和彦と愛。

 和彦「海に来たいなんて、らしくないね」

 愛「らしくないこと、してみたかったの。あの夜、海に行きたいって言ってたでしょ」

 和彦「えっ」

 第63話(7月6日)、「(和彦が)引っ越す前に海行こう。最後にパーッと騒ごう。みんなで」(暢子)「行こう。夏が終わる前に。2人でも、いいけど」(和彦)の会話を、あまゆの奥で寝ていたはずの愛は聞いていた。

 和彦「起きてたの。あの時」

 愛は黙って和彦にキス。第59話(6月30日)、2人の抱擁を“ガン見”した時に続き、暢子は固まった。

 愛「これでおあいこ」

 今週の副題「黒砂糖のキッス」は愛と和彦だった。

 SNS上には「愛ちゃん…切ない」「愛ちゃんの反撃、かわいすぎんか」「“2人でも、いいけど”を自分の手で潰したのね、愛さん」「愛は何もかも察してるけど、決して和彦や暢子のことを許してるわけじゃないんだよなってのが分かるキスでした。寂しいし、哀しいキスだったな」「おあいこ?」「これでおあいこ。この言葉の意味を和彦はかみ締めるべきだ」「全然おあいこじゃないよ、愛ちゃん…。まだまだ愛ちゃんの方に貸しがたんまり」「おあいことは、あの夜いい感じで和彦といた暢子に対してという意味でしょう。だって、これ見よがしにキスしてたじゃない」などの声が続出。反響を呼んだ。

 第14週は「渚の、魚てんぷら」(7月11~15日)。次週予告、和彦と智が沖縄角力勝負、賢吉(石丸謙二郎)が優子に「再婚しなさい」、暢子は「まさかや。うちが独立」。激動の展開となりそうだ。

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