ソロデビュー発表の江籠裕奈を初直撃(1)アイドル人生の歴史を凝縮したデビュー作

[ 2022年7月8日 05:31 ]

ソロCDデビューについてスポニチの単独インタビューに応じたSKE48江籠裕奈
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 SKE48の江籠裕奈(22)が6日、都内でスポニチの単独取材に応じ、ソロCDデビュー発表後初めてメディアの前で心境を語った。今月20日に発売されるシングルは表題曲「君が大好き、みたいなんです」とカップリング曲「夢現(ゆめうつつ)」を収録。選曲、作詞、ジャケット写真の選定、メイクなど一から十まで作品作りに関わった意欲作で「私のアイドル人生の歴史が凝縮されています」とアピールした。

 ちょうどデビュー10年の節目を迎えた昨年3月にソロライブを初開催し、同9月に初のソロ曲を与えられた。そして今年6月21日の単独ライブでソロCDデビュー発表し、ソロ活動は新たなステージに突入する。

 「昨年から1人でライブをやるようになったんですが、その中でグループの曲を1人で歌うのは限度がありました。ソロライブを今後も続けていくためにはソロ曲がほしいということは以前から話していたんです。でも、まさかソロシングルという形でデビューするとは想像もしていませんでした」

 ソロデビューに向けて特に「新鮮だった」というのが曲選び。会議室にこもって約30曲のデモ音源から候補曲を絞り込んだ。「私のやりたいアイドルをやる」をテーマにして「SKEにいる時だったらこういう感じの曲は歌わないだろうなということで決めていった」という。

 この時、真っ先に選んだ1曲が表題曲の「君が大好き、みたいなんです」だ。「CMソングみたいって思ったのが第一印象。それぐらいキャッチーで、かわいい曲だったのですぐに気に入りました」。レコーディングは5月で「学生とかの描写は歌詞に出てこないけど、初々しい恋の歌になっているので、気持ちは若めに歌ったつもりです」と22歳は白い歯をのぞかせた。

 ジャケット写真の選定やメーキャップアーティストの指名なども自分で決めた。中でもジャケ写については「何百枚もある中から選びました。自分の顔をいっぱい見過ぎておかしくなりそうでした」と笑う。「本当に1人でやるの?って思いましたけど無事に発売されることになってよかった。これだけ多くの作業を経てCDが作られているというのを実感できたのは収穫でした」。作品の仕上がりについては「アイドルって正解がないんですが、ファンの方と見たいものは一致している。それが今回一番大きいと思います」とかわいらしくアピールした。

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2022年7月8日のニュース