純烈にダチョウ倶楽部が加入! ツイッターのやり取りが現実に リーダー酒井「支え合い、羽を癒して」

[ 2022年6月17日 15:25 ]

「純烈」の酒井一圭
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 「純烈」のリーダー、酒井一圭(47)が17日、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」が加入することを明らかにした。グループの公式YouTubeチャンネルを更新して報告した。

 同日、「ダチョウ倶楽部」の肥後克広、寺門ジモンがニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にそろって生出演。5月11日に上島竜兵さん(享年61)が急死して以降、2人でメディアの生放送に出演するのは初となった。その中で、肥後は上島さん死去の際に「二人で、純烈のオーディションを受けます」とコメントしたことに触れ、「実は純烈のオーディション、合格したんですよ。この間、純烈のリーダーの酒井さんにも会って、合格ですって言ってくれた。ダチョウもあるけど、肥後もジモンも純烈に入ったんです!」と明かした。

 これを受け、酒井は動画で「今、事務所でございまして。ひっちゃかめっちゃかでございますが。ダチョウ倶楽部さんが、純烈に入ります!」と報告。

 「今日高田文夫さんのビバリー昼ズにご出演されて、番組の最後に肥後さん、ジモンさんからメッセージあったと思うんですけど。え、ほんと?っていう雰囲気もありつつだったと思うんですけど、ほんとです。ダチョウのお2人と純烈が合体します」と認めた。

 経緯として「竜兵さんの訃報があって、お2人がコメントを出されて。その時僕は大阪でコンサートをしていました。ホテルに戻って、スマホでニュースを見てたら、御二方のコメントがどういうコメントを出されるのかなって思っていて。芸能界の先輩でもあり、ダチョウ倶楽部の3人が大好きだったというのもあり」と肥後と寺門の心中を気にかけていたという。

 酒井は、かつて「竜兵会」のメンバーが出演していたイベントで「担当プロデューサーが実は自分でして。マイクを用意したり、発券業務だったり、純烈を組む前に裏方としてかかわっておりました」と昔ながらの縁もあったことを明かし、「楽屋や事務所でジモンさんにご挨拶させていただいたり、関わりはあったんです。今回の出来事を、すごく寂しかったし、悲しかったけど、お2人には笑顔でステージや番組で活躍していただきたいという思いがある中で、肥後さんのコメントの中に純烈のオーディションを受けますというコメントがあって。飛び起きました。えって。なんでここで僕らの名前が出るの?って」と驚いた心境を振り返った。

 肥後のツイートに「絶対推しますからねって返信して。なんとか笑ってきていただきたくて。お2人は一番しんどくて、悲しいのに、全国の皆さんが心配しているのを芸人として笑っていただこうとメッセージされているのに泣けてきて。なんかできればいいなってツイートした後も思ってたんです」と思案していたところ、雑誌で肥後とジモンとの対談が舞い込んだという。

 「僕としてはどういう雰囲気なのか、計り知れないので、おっかなびっくりだったんですけど、対談に臨むにあたって、メンバーとレコード会社、スタッフに、胸の内を打ち明けて。僕としてはスーパー銭湯アイドルの純烈、かたや熱湯風呂の大レジェンドのダチョウ倶楽部さん。風呂つながりで、肩書きを外しても、先輩に仲間の訃報があって、それでも前を向こうとされて、仕事として対談したり、ギャグで“オーディション受けます”って言ってくださって、ツイッター上のやりとりだったけど、ほんとのものにしようと」。ツイッター上のやりとりを現実にしようと決意した経緯を語った。

 「純烈ってハイタッチしたり、直接応援されたり、ものすごいエネルギーになる。紅白に出られてるのは全国で声をかけていただいたり、握手したり、頑張れよっていう温かさ。それが激しいスケジュールを乗り越える原動力になっているんです。ダチョウ倶楽部さんも、今やメディアの中でのダチョウさんなんだけど、当然売れてへん頃は必死でライブで頑張ってこられたと思うんです。もし純烈と一緒にステージやったら、直接お客さんにも会える」とした上で、「全国にリーダー頑張れ!ジモンさん頑張れ!って直接声かけたい人たくさんいると思うんですよ。それやったら僕らと一緒に組んで、ステージ出て頂いて、そうやって直接のパワーをいただいて、ダチョウ倶楽部がまた羽を癒して、純烈宿みたいな気持ちでね。歌を悲しい時歌うと気持ちが晴れたり、みんなで泣いてみたり、自分の中でこらえてる気持ちをふぁっと開いてね。人って支え合ったり、背中さすってもらうこともすごく大事。そういう気持ちなんだけども、もしお2人が対談でそういう話ができそうな雰囲気になったら、ガチで2人に合格なんです、純烈に気の済むまでおっていただけませんかと。純烈とタイミング合う時に、一曲でも歌いませんかってご提案しようと思っていた」とメンバーやスタッフにも相談した上で、加入を打診することになった。

 対談の場で打診したところ、「お2人がおっしゃったのは、ジモンさんがダチョウ倶楽部は仕事を断ったことがない。たけし軍団がきつい、断ると言った仕事も引き受けてきた。酒井リーダーありがとう、純烈やらせてもらいますと言ってくださった。実は昨日スタッフ間ですり合わせの協議があって、やってみようじゃないかということになりました」と本格的に動き出した。

 「ラジオも聞きましたので、僕からも経緯や思いがある中で合体するよっていうことをお伝えさせていただきました。また改めて衣装に身を包んでね。改めて発表させていただきますので、しばし待っていただければと思います。支え合いというか優しい世の中につなげていきたいという思いです」と締めくくった。

 ファンからは「涙が出てきました」「感動しました」「新生 純烈応援します」などとコメントが寄せられた。

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