橋下徹氏 秀岳館高サッカー部のコーチ暴行動画騒動に「学校のSNS時代の危機管理対応としては最悪」

[ 2022年4月25日 09:42 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が25日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。熊本県八代市にある私立秀岳館高サッカー部のコーチによる生徒への暴行騒動について言及した。

 同部をめぐっては、指導者が部員の生徒に暴行する動画が撮影されていたことが判明。秀岳館高によると、20日夕、匿名の電話があり、動画の存在を把握。サッカー部に事実確認を指示した。22日にはサッカー部の公式ツイッターに動画が投稿され、キャプテンと名乗る生徒ら11人が登場し「たくさんの人に迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした」などと謝罪。翌23日に動画は削除され、「昨日の自分達が投稿した動画を削除した理由ですが、自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました」などと投稿されていた。

 橋下氏は「部員たちが本当に真意で自主的にやったんであれば、僕はこの行為自体は尊重します。ただ、学校内で起きた事件ということなので、学校のSNS時代の危機管理対応としては最悪の状況かなと思う。これが話題になったことは学校関係者の誰かが耳にしているはずなので、そうであれば真っ先に学校関係者、校長をはじめ教員たちが顔を出して、これから事実関係をこういうふうにするなど、そこが抜けているっていうのが一番問題なんじゃないでしょうかね」と自身の見解を述べた。

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2022年4月25日のニュース