竹内涼真で人気韓流ドラマをリメーク 髪形一新「凄く楽しい」 テレ朝7月期「六本木クラス」

[ 2022年4月25日 05:30 ]

テレビ朝日7月期ドラマ「六本木クラス」で主演を務める竹内涼真
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 2020年に動画配信大手「Netflix」で配信されブームを巻き起こした人気韓流ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」が日本でリメークされ、俳優の竹内涼真(28)が主演を務める。テレビ朝日が制作し「六本木クラス」(木曜後9・00)のタイトルで7月からスタート。東京・六本木を舞台に絶望の淵に立たされた青年が復讐(ふくしゅう)を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かう姿を描く。竹内は「“梨泰院クラス”は僕も見ていて、本当に素晴らしいドラマ。選んでいただけて光栄ですし、全力で頑張りたい」と意気込んだ。

 役作りで最初にこだわったのはヘアスタイルだ。「梨泰院…」の主人公パク・セロイといえば、前髪が切りそろえられ、サイドとバックを短く刈り上げた個性的な短髪ヘア。インスピレーションを受けた竹内は髪形を一新。実際に髪を切りながら丸刈りにする案なども検討し、サイドをそった“いがぐり頭”スタイルに決定した。「髪形が全てではないのですが、人物像をつくる一つのアイテム。今は役作りの過程が凄く楽しいです」と話した。

 近年、主演作「テセウスの船」(20年)、「君と世界が終わる日に」(21年)などの演技が高評価。爽やかな役どころからワイルド、シリアスな役まで幅広くこなし、年齢を重ねるとともに重厚感が増してきた。

 本作では六本木の居酒屋「二代目みやべ」の店長で、父子家庭で育った宮部新(みやべ・あらた)役を熱演。不器用で無愛想だが、真っすぐな性格で、敵対する巨大企業の親子に「土下座して罪を償わせる」ことを決意した熱い役どころだ。担当プロデューサーは「信念と気合の男を演じられるのは竹内涼真さんしかいない」とオファー。六本木での大規模撮影にも臨み、壮大なスケールの復讐劇が始まる。

 「梨泰院…」では主人公のほかにもヒロイン役や敵役など、癖のあるキャラクターが勢ぞろい。共演者のキャスティングにも注目が集まる。

 ▽梨泰院クラス 2020年1月から韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で放送され、最終回の視聴率は16.5%。その後3月28日から「Netflix」でも配信が始まり、2年たった今なお「トップ10」に君臨。同時期には、韓国の財閥令嬢と北朝鮮の将校との恋愛を描いた「愛の不時着」も配信。韓流ブーム再来の火付け役の二大巨頭として話題を呼んだ。社会問題など取り扱った重厚なストーリーや“韓国版・半沢直樹”とも言われる痛快な復讐劇が特徴。

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