関ジャニ「感動」の横アリ満員公演 1万2000人を前に丸山隆平「皆で勝ち取った景色」

[ 2021年11月29日 04:00 ]

ライブを行った関ジャニ∞の(左から)村上信五、丸山隆平、大倉忠義、横山裕、安田章大 (撮影・森沢裕)
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 関ジャニ∞が28日、約1年9カ月ぶりとなる全国ツアーの公演を横浜アリーナで行った。収容人数100%となる1万2000人の観客の前で、ファンから歌詞を募集した「Re:LIVE」など全31曲を披露した。

 ジャニーズの公演が満員で行われるのは、昨年2月24日のSixTONES大阪城ホール以来。丸山隆平(38)は「大きな一歩だと実感している。ペンライトがぎっしりあって感動しましたし、皆で勝ち取った景色だと思う」と感慨深げに語った。

 有観客公演の再開以降、これまでジャニーズは規制入退場、手指消毒や検温の徹底などさまざまな感染予防対策を講じた上でイベントを行ってきた。その実績を踏まえ、横浜アリーナがある神奈川県から許可が下り、満員での公演が可能になった。

 村上信五(39)は「ジャニーズファンの皆さんがマナー良く耐え忍んで今日まで過ごしてくれて感謝しかない」と他グループのファンへも感謝の思いを語った。今後ツアーでは福岡、愛知など6都市を回るが、こちらの収容率は未定となっている。

 会場ではグループ公式キャラクターのイラストを使用し、感染症予防対策の呼び掛けを実施。ファンは声援を出さず、ペンライトや拍手で曲やメンバーの声に反応を示した。

 その代わり、約3万1000人の声援がファンクラブの公式サイトを通じて事前に集められた。開演直前やアンコール前にはグループを呼ぶ“エイトコール”が会場にとどろき、大倉忠義(36)は「声に合わせて手拍子してくれると、裏で聞いている僕たちからすると、以前と変わらず、気分を上げてくれた」と語った。

 来月30日には、ジャニーズの13グループが一堂に会する「Johnny’s Festival」が東京ドームで開催される。ジャニーズ主催公演では昨年元日以来となる同所での有観客イベントとなり、大倉は「ジャニーズにとってドームのスタートになるので、希望ですよね。ここから使い方などが(分かって、可能性が)広がっていくと思う」とさらなるエンターテインメントの復活への期待を膨らませた。

 《10年連続紅白に感慨》グループは10年連続となるNHK紅白歌合戦への出場が決定。横山裕(40)は「(初出場から)10年たって出場を報告できているのが感慨深い」。一方、取材会に赤と白のコーディネートで登場した村上は司会の座を虎視眈々(こしたんたん)と狙っているが、今年も念願かなわず。「待ち続けますよ」と語り、安田章大(37)も「村上はトークで世の中を明るくする力を持っていると思う」とPRした。

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2021年11月29日のニュース