東野幸治 ABBA活動再開に複雑な思い「久しぶりに出て来たら『あれ?どうやら口パクやぞ?』も嫌」

[ 2021年9月11日 14:39 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 お笑いタレント東野幸治(54)が、10日深夜のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演し、スウェーデンのポップグループ「ABBA(アバ)」の活動再開のニュースに率直な思いを口にした。

 名曲「ダンシング・クイーン」「恋のウォータールー」などで知られるアバは、11月にアルバムを発売することが発表され、39年ぶりの本格的な活動が話題になっている。ところが、洋楽に造詣が深い東野は、再結成に「難しいんですけど、ほぼほぼ“見たくない派”」と明かした。

 男女2人ずつで結成された同グループは活動当時、2組の夫婦だったが、ともに離婚。それと時を同じくするように、グループも事実上の解散状態となった。東野は過去の事例からの学びとして、「いろんな事情があるから。結局バンドって、解散する理由ってお金で解散して、再結成する理由はお金って、定番じゃないですか?」と指摘。アバが4人とも70歳を超えたことを挙げつつ、「70歳になった時に、残りの人生を考えた時にもう1回やりたいと考えたのか、お金で苦労しているから、けんかしたメンバーに頭下げて再結成なのか分かりませんけど」と推測した。

 再結成したアーティストに失望した経験がある東野は、「その時の一番、MAXの自分が好きな時の映像が残っているから、それとどうしても比較しちゃうんですよね」と本音をポロリ。また、アバがハーモニーとビジュアルを融合させたグループだったことから、「歌とビジュアルがコンセプトだから、宇宙人っぽい“銀メラ”とか着るわけですよ。70の“銀メラ”、きついでしょう?」とも話した。

 その他、「久しぶりに出て来たら『あれ?どうやら口パクやぞ?』も嫌やし、『昨日ライブして声飛んでるな』も嫌だし」と、期待より心配が上回る様子。「結局、嫌なのかな?復活してほしくないってことか」と自分の心に問いただしていた。

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2021年9月11日のニュース