眞栄田郷敦 デビュー作の現場で父・千葉真一さんがサポート「それが最初で最後ですね」

[ 2021年9月11日 09:31 ]

眞栄田郷敦
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 俳優の眞栄田郷敦(ごうどん、21)が10日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。映画「柳生一族の陰謀」、ドラマ「影の軍団」など日本を代表するアクション俳優で、先月19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため急逝した父、千葉真一さん(享年82)のサポートについて話す場面があった。

 郷敦は米国で生まれ、12歳まで米国で育ち、中学は京都、高校は岡山で学生生活を送った。高校まではプロのサックス奏者を目指すも、受験で挫折し、映画「小さな恋のうた」(2019年)で俳優デビュー。TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」(2019年)で注目を集め、以後、さまざまな映画、ドラマに出演している。

 デビュー作「小さな恋のうた」について「役者って難しいな、芝居って難しいな、しかなかったですね」と回顧。「悔しかったんですよね、1つ下の山田杏奈さんって方が出ていたんですけど、すごい芝居するなって思って、悔しかった」と共演の女優・山田杏奈(20)の演技に圧倒されたといい、「せっかくチャンスをいただいて、足を踏み入れたので、やり切りたいなと思った」と向き合うことができたという。

 バンドをモチーフにした作品だったこともあり、ギターにも挑戦。「芸大に落ちた悔しさもあったので、それをばねに必死に向かってましたね」と懐かしんだ。

 同作では、父・千葉さんのサポートもあったという。「本読みとかちょっとした演技指導も父の実家でしてくれて、父が(撮影場所の)沖縄まで来てくれて、あいさつしてくれた。ちょっとだけ見てもらいましたね。それが最初で最後ですね、現場を見てくれたのは」と告白。大スターが現場でウロウロしていたこともあり、「(現場は)かなり緊張感はありましたね」と笑った。

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2021年9月11日のニュース