ボニージャックス、3人で活動継続 西脇さん死後初のステージ

[ 2021年9月5日 05:30 ]

西脇久夫さんの死後初めてとなるコンサートに出演したボニージャックス(左から)玉田元康、鹿島武臣、吉田秀行
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 男性4人組コーラスグループ「ボニージャックス」が4日、神奈川県綾瀬市で、後輩グループ「ベイビー・ブー」と公演。先月30日に肺がんのため85歳で亡くなったトップテナーの西脇久夫さんの死後初めてとなるステージに立った。

 コーラスの構成を変え、3人で西脇さんのパートをカバーする形で圧巻の美声。バリトンの鹿島武臣(87)は「数日前に彼が天国に召されました」と聴衆に報告した。

 終演後、鹿島は亡くなる数日前に医師の計らいで西脇さんと対面したと明かし「痩せていて、4人で復活するのは無理だなと思った」と無念の表情。今後もバスの玉田元康(87)、セカンドテナーの吉田秀行(56)との3人体制で活動を続けるといい「自分から解散、引退はしない。代わりのメンバーは入れず、3人で声が掛かる限りやっていきたい」と話した。

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2021年9月5日のニュース