アニメーターの須田正己さん死去 「北斗の拳」「科学忍者隊ガッチャマン」「妖怪ウォッチ」など手掛ける

[ 2021年8月18日 17:00 ]

 「北斗の拳」「科学忍者隊ガッチャマン」など数々の人気アニメの作画やキャラクターデザインを手掛けた世界的アニメーターの須田正己(すだ・まさみ)さんが今月1日、自宅で死去した。77歳。埼玉県出身。18日、日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が公式ツイッターで発表した。葬儀・告別式は親族のみで執り行った。

 「アニメーター・JAniCA発起人の須田正己さんが2021年8月1日に逝去されました。ここに生前のご厚誼に深謝し、謹んでご通知申し上げます。また、コロナ禍のため、告別式は親族のみで既に執り行われました。偉大な先達の訃報に、心から哀悼の念を捧げます」

 関係者によると、体調を崩し、療養していた。

 アニメ制作会社を経てフリーとなり、1960年代以降、「マッハGoGoGo」(67年)「ハクション大魔王」(69年)「科学忍者隊ガッチャマン」(72年)などの制作に参加。「パタリロ!」(82年)「北斗の拳」(84年)「魁!!男塾」(88年)の作画監督、「妖怪ウォッチ」(2014年)のキャラクターデザインを担当した。

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