東山紀之 メリーさんの忘れられない言葉は「タレントを守るためなら、いくらでも悪人になります」

[ 2021年8月18日 05:30 ]

メリー藤島さん死去

ジャニーズ事務所
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 メリーさんの訃報を受け、少年隊の東山紀之(54)が17日、所属タレントを代表して追悼コメントを発表した。「厳しいマネジャーであり、良き理解者であり、そして、優しい母親でもありました」。苦難の道をともに歩んできたジャニーズ事務所の“長男”が思いを吐露した。

 「メリーさんとの思い出の中で、忘れられない言葉があります。“私はタレントを守るためなら、いくらでも悪人になります”」

 所属タレントの退社や不祥事などにもしっかり向き合い、あまたの後輩たちを背中で引っ張ってきた東山。メインキャスターを務めるテレビ朝日「サンデーLIVE!!」では生放送の場で温かいエール、時には厳しい意見をすることもあった。「私たちを常に守り、その美学の中で私は人生を歩み進めることができました」。メリーさんが掲げた信念が、今の東山の行動指針につながっている。

 1985年に「仮面舞踏会」でデビューした少年隊は、ジャニーさんとメリーさんが姉弟で売り出した最後のグループ。だからこそ情熱を注ぎ「王子様のように扱いなさい。プリンスなんだから」と下品な歌詞は絶対歌わせず、衣装の豪華さにもこだわった。特に東山への思いは強く、主演舞台などでは会場の入り口に立ち、来場者を出迎えることもあった。さらに、親交のあった森光子さん(享年92)との交流を橋渡ししたのもメリーさん。数々の思い出がある。

 そんなメリーさんを、「私の人生でなくてはならない存在」と語った東山。「行く先々を明るく照らしてくれて本当にありがとう。天国のジャニーさんによろしくね」と、感謝をつづった。

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2021年8月18日のニュース