倉科カナ、役者人生最大のピンチを救ってくれた女優とは「この一言で人生が変わりました」

[ 2021年8月16日 21:42 ]

倉科カナ
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 女優の倉科カナ(33)が16日放送のフジテレビ「痛快TV スカッとジャパン」(月曜後8・00)に出演し、役者人生最大のピンチについて語る場面があった。

 それは、15年に出演していた舞台「タンゴ・冬の終わりに」の公演期間中での出来事。幕が開いて数日後、倉科は突然虫垂炎を発症するも、点滴で痛みを和らげながら舞台に立ち続けることを決意。周囲に迷惑をかけないよう、そのことは一切伏せていたという。数日後、今度は身内の不幸を告げる知らせが重なった。体調も思わしくないなか、身も心もギリギリの状態だったという。

 そんな、ある日のこと「どうしよう体が重い、もうダメかも…」倉科の体は限界を迎えていた。すでに観客も集まっており、逃げ場もないなか、楽屋に置かれた1枚のポストカードを発見する。そこには「何か辛いことがあった様ですが、それを“力”に変えて舞台に立っていたと思います。熊本女、踏ん張れ!! 梅沢より」と、共演していた女優の梅沢昌代(68)からの温かいメッセージが記されていた。

 さりげない気遣いに感動し、今でも大切にその手紙を保存しているという倉科。「改めてポストカードを見たときに、うるっと来るんですよね。演技は続けていきたいし、でも人間だから、メンタルがボロボロのときとか、アクシデントとかもあるけど、それも力に変えていけるんだって。この梅沢さんの一言で役者人生が変わりましたね」と、感謝していた。

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2021年8月16日のニュース