千原ジュニア 河村市長のかみつき問題に「特権意識の結果」表敬訪問に持論「知事から出向いていけよ」

[ 2021年8月8日 14:36 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(47)が8日、MCを務めるABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、名古屋市の河村たかし市長(72)が、東京五輪ソフトボール日本代表・後藤希友(20=トヨタ自動車)の金メダルにかみついた件に言及した。

 河村市長は4日、後藤投手が表敬訪問した際、金メダルを首にかけてもらうと、マスクを外してメダルにかみついた。事前に後藤に了解を求めない突然の悪ふざけパフォーマンス。日本中から批判が殺到した。

 ジュニアは番組でこの問題を取り扱うと、首をかしげながら「僕、この表敬訪問って、文字通り敬意を表して訪問するわけで、それは敬意を表す側が訪問すべきで。なんで敬意を表される側が訪問すんねんって。知事から出向いていけよと。血のにじむような練習したグラウンドや稽古場なりにね」と持論を展開。

 ゲスト出演したフェンシング男子団体の12年ロンドン五輪銀メダリストの三宅諒さん(30)は、ジュニアの持論に「わかります」と反応してから「実際に来ていただいたら嬉しい半面、来ていただく側も結構準備が大変なんです。練習を止めて、誰が対応するかとか、事前の段取りが面倒なこともあります」と話した。

 ジュニアは「なるほど。“敬意を表したいので訪問させてもらいたいです”と言って“あ、結構です。お気持ちだけで”とできれば…」と続けると三宅さんは「そうですね。選手に委ねられたら」と応じた。

 ジュニアは「なんか、政治家がメダリストを“おう、呼んでこい、呼んでこい”っていうような特権意識の結果がメダルをかじるという、サービス精神のつもりでやっていると思うんですよ」と言及。「河村さんが最初にこれをやって、大事故を起こして“良かったあ、俺やるところだった”って思っている人が何人かいると思う」と皮肉たっぷりに話して共演者を笑わせた。

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2021年8月8日のニュース