ディーン・フジオカ　香港でのデビュー秘話語る、クラブでスカウトも「有り金、搾取されましたね」

ディーン・フジオカ
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　俳優で歌手のディーン・フジオカ（40）が8日、TOKYO　FM「　きゃりーぱみゅぱみゅ　Chapter　♯0～Touch　Your　Heart～.」（日曜後0・30）にゲスト出演し、デビュー秘話を語った。

　高校卒業後に米シアトルの大学に留学。卒業後、香港、台湾、インドネシアでの芸能活動を経て、“逆輸入俳優”として日本でブレークした。ディーンは米国滞在中を振り返り、「9.11（同時多発テロ事件）とかがあって、ずっと住むことができなくなって、ビザの関係で。どうしようかなって思って、旅をしたんですよ」と懐かしそうに話した。

　訪れたのが香港だった。音楽好きだったディーンは、立ち寄ったクラブで飛び入りパフォーマンスを披露。「そこにたまたま、地元のファッション誌のエディターの方がいて。『香港で何をやっているの？』って感じになって。『もし興味があるんだったらモデルをやってみないか？』っていうところからスタートですね、このキャリア」と打ち明けた。

　香港で「いい出会いに恵まれて」とディーン。それまで「やりたいこと」を明確にできていなかったそうだが、「自分のパッションが何かっていうのを気付かせてもらった出会いだったり、そういうきっかけを作ってくれたのが香港の町でしたね」と、しみじみ語った。

　MCを務める、きゃりーぱみゅぱみゅ（28）は「スカウトマン、素晴らしい目の付け所じゃないですか」とコメント。ディーンは、クラブでの出会いについて「感謝しています、が」と前置きし、「結局、支払いが取り立てられなかったっていうオチがあって」と告白した。「要はモデルやらないかって言われて、ペイメントがあるんだったらやるよって始めたんですけど、結局いろいろやってきた中で、その仕事だけは支払いを逃げられてしまったっていうオチがあって」と、ぶっちゃけた。「ハハハ！！」と続け、その出来事を笑い飛ばしたディーンは、「有り金、搾取されましたね」と付け加え、盛り上げていた。