フジテレビ VTR内容酷似問題 読売テレビの過去放送確認しなかった過失認める 「大変反省すべきこと」

[ 2021年7月9日 15:00 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは9日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、報道各社の質問状に文書で回答。今年6月、読売テレビからVTR内容が酷似していたとして抗議を受け、謝罪した件について言及した。

 同局は「フジテレビの担当者が読売テレビの過去の放送内容を確認しなかったため、構成やナレーションがほぼ同じ内容の放送をしてしまったものであり、大変反省すべきことと受け止めています。放送後に読売テレビからご指摘を受け、すぐに確認作業を行い、3月中旬に読売テレビに上記の点について謝罪し理解をいただきました」とした。

 今回の一件は、読売テレビが2016年と18年に放送した「体感!奇跡のリアルタイム」の内容と、今年2月にフジテレビで放送されたバラエティー番組「超絶!THE空中サバイバル」の内容が酷似しているとしてフジテレビに抗議していた。問題となったのは実際にあった航空機事故を扱った2つのコーナー。フジ「体感…」のVTRの構成やナレーション、字幕の表記がほぼ一致し、CGも酷似していたという。

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2021年7月9日のニュース