羽田美智子 実家の「羽田甚商店」をネットで復活させ6代目店主として奮闘 「自分が継げば続けられる」

[ 2021年6月29日 16:41 ]

羽田美智子
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 女優の羽田美智子(52)が29日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。19年にオープンした、自身が店主を務めるオンラインのセレクトショップ「羽田甚商店」への思いを語った。

 司会の黒柳徹子(87)から「あなたは実家の商店を復活させたんですって。それはどんなものを売っているお店なの」と聞かれると、「基本体にいいものって言うので。おしょうゆだったり、しじみ汁だったり、本当においしくて無添加だったり、原材料にこだわっていたりだとか。300年前から変わらない製法で作っているお酢とか」と説明。「日本の伝統産業を守りたいという思いがあったり、次世代の子ども達にいいものを残していきたいという思いがあったので」と思いを語った。

 黒柳からはさらに「あなたは6代目なんですって」と言われると、屋号の由来も明かした。羽田甚は宮大工だった羽田の高祖父の屋号で、その屋号を用いて茨城の実家で商店を営んでいたが、2015年に閉店。羽田がウェブという新しい形で6代目を継いだとした。

 3人兄妹で長兄は教師で、次兄は会社員だという羽田が店を継いだきっかけは「『みんな自分の道を生きなさい』って言うのが親の気持ちだと思っていたんですけど。ある番組で親を取材していたら、ご先祖様に『これで羽田甚っていう屋号を途絶えさせてしまうことを大変申し訳なく思っていますが、子供たちも皆がんばっていますからお許しください』って謝っている姿を見て。屋号をたたむってこういうことなんだ、と思ったんですね」と明かした。「自分が少なくても6代目を継げば、2、30年は続けられるかなと思って。とりあえず6代目まで続けられたということでやれたらいいなと思って」と続けた。

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2021年6月29日のニュース