朝比奈彩 初主演映画でシングルマザーのボクサー役に挑戦

[ 2021年6月29日 15:30 ]

初主演映画でシングルマザーのボクサー役に挑戦する朝比奈彩
Photo By 提供写真

 女優の朝比奈彩(27)が、初主演を務める映画「レッド・シューズ」(2022年秋公開)で、シングルマザーのボクサー役に挑戦する。

 6月8日に雑賀俊朗監督(62)の故郷、北九州市でクランクイン。最愛の夫を亡くしたシングルマザーが、幼い一人娘のためにボクサーとして再起を目指す物語。娘は義母が育てており、親権を取り戻すためにボクシングの世界チャンピオンになろうとリングの上で奮闘する役を熱演している。

 朝比奈は「映画の主演は初めてで、お話を頂いた時は素直にうれしかった。でも、台本を読み進めるとシングルマザーなど経験のないことがあまりにも多過ぎて…。大丈夫かなという気持ちもありました」と語った。

 学生時代は陸上部に所属。100メートルで12秒0、走り幅跳びで5メートル30の記録を持っている。2年前からはボクシングとキックボクシングも習い始めた。

 目標は世界に通用するアクション女優。最近では世界190カ国で配信されたNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」(佐藤信介監督)に、ドレッドヘアの空手の達人役で出演。夢に一歩近づいている。

 「最近は虐待など、悲しい事件が多くなっています。(役名の)真名美は自分の子供への愛情が強過ぎますが、不器用ながらも向き合っている。大事なのは、そこから逃げるのか向き合うのかということ。向き合ってみよう!明日も頑張ってみよう!と思ってもらえる作品にしたいです」と抱負を語っている。

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2021年6月29日のニュース