NHK 五輪を徹底中継、国内史上最長計1370時間 16年の2・3倍

[ 2021年6月29日 05:30 ]

奇跡の代表入りを果たした池江の競泳女子400メートルリレー決勝は25日
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 NHKは28日、7月23日に開幕する東京五輪の放送計画を発表した。地上波、衛星波、ラジオの放送時間は計約1370時間。16年リオ大会の約600時間の2・3倍。これは国内の五輪放送史上最長で、コロナ下で行われる前例のない祭典を“完全五輪シフト”で対応する。

 総合では途中で随所にニュースを挟みつつ、「おはよう日本」や朝の連続テレビ小説の放送後、朝8時前後から深夜0時まで熱戦の模様を連日伝える。NHKは「重要なニュースがあった場合には柔軟な編成で対応する」としている。

 前半戦で高視聴率が見込まれるのは25日午前の競泳女子400メートルリレー決勝だ。日本代表が予選を突破して、白血病を乗り越えて奇跡の代表入りを果たした池江璃花子(20)がメダルを手にすれば日本中が沸き返ることは必至。翌26日午後3時から同4時には五輪連覇が懸かる柔道の大野将平(29)が男子73キロ級に登場。57年ぶりの自国開催で「金メダルに最も近い男」にも熱視線が注がれる。

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2021年6月29日のニュース