野村萬斎 初共演の愛娘・野村彩也子アナの「おはようございます」にツッコミ「夜だけど」

[ 2021年4月2日 22:02 ]

狂言師の野村萬斎
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 狂言師・野村萬斎(54)が、2日放送のTBS系「ぴったんこカン・カンスペシャル」(後7・00)に出演し、長女でTBSアナウンサーの野村彩也子(23)と初共演した。

 野村アナが番組内で歌舞伎俳優・尾上松也(36)と出演するコーナーで、野村アナの生家を訪問した。普段のロケでは、松也が野村アナにデレデレする場面もあり、松也は萬斎の反応が気になる様子。さらに、野村アナが「私、実家に男性を紹介したことがないんですよね」と明かすと、松也は「実家に連れて行かれる初めての男ってわけだね…」と緊張の様子だった。

 稽古場に現れた萬斎は、野村アナの「おはようございます」というあいさつに、「おはようございますって…夜だけど」といきなり指摘し、場に緊張が走った。松也の「初めまして」のあいさつも、萬斎の雰囲気に圧倒されてか、消え入るような声に。藤井隆(49)が「TBSアナウンサーの国山ハセンです!」とボケたところで、萬斎は「はっはっはっ!」と笑ってようやく場が和み、松也らに「お世話になっております」と頭を下げた。

 萬斎は「TBSアナウンサーの野村彩也子さんとは初対面。はっはっはっはっ」とうれしそうに笑った。テレビを通して見る愛娘の仕事ぶりに、「ドキドキしながら画面を見てます」と父親としての本音も。それでも、「日本語で伝えるというのは狂言や役者業と共通するので、非常に勉強になるというか。気になったところは言いますけどね。発声、発音、構成。TPOに合わせた物言い。しゃべりの基本という感じですかね」と、厳しいプロの目線も忘れなかった。

 萬斎の流派では、成人の女性が狂言の舞台に立つことはできないという。「特にこの子の場合は、狂言とは関係のないところで自立しなければいけないということもあるので、将来どうするかみたいなことはいろいろ話してきたね。その中でアナウンサーという職業に巡り会えたのはご縁だなと思いますね」と、野村アナを見やった。野村アナも「父の名に恥じないように成長していかなきゃなと思っています」と決意を口にした。

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2021年4月2日のニュース