杉村太蔵「久しぶりにすごいの見ましたね~」と森会長の会見に呆れる ボイコット、スポンサー離れ危惧

[ 2021年2月4日 16:25 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(41)が4日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモート出演。前日3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視とも取れる発言をして撤回した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)に怒りを露わにした。

 森会長は4日に記者会見を開き、「評議員会での発言につきましては、五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であった。深く反省をしている。発言をいたした件については撤回をしたい。不愉快な思いをしたみなさまについてはお詫び申し上げたい」と陳謝。辞任は否定した。その後、約20分間に渡って記者と質疑応答したが、記者が質問を言い終わらないうちに答え始めたり、女性記者の質問をマスクをしているから聞こえないと主張。また何度も“逆ギレ”とも取れる態度を見せた森会長に、杉村は呆れるしかなかった。会見後、番組MCの宮根誠司キャスター(57)から「ちょっと太蔵ちゃんね、正直、我々国民が聞いてて、ちょっとよく分からないなっていう…」と振られると「いや、久しぶりにすごいの見ましたね~」とまずは受けた。

 そして、「本当ね、これね、宮根さんね。私たち日本人として真剣に考えなきゃならないのはこの映像が今まさに瞬間的に世界に配信されたってことことです。この内容が同時通訳で世界に配信されてるってことを私たちはしっかり認識しなきゃいけないのと。いくつか感想あるんですけど、これ、場合によってはね、女性アスリートのみならず、男性アスリートもね、これ、(五輪を)ボイコットするという動きが出てきてもおかしくない、と僕は思う。(聖火ランナー辞退の)田村淳さんじゃないけどね」とバッサリ。

 さらに「それからもうひとつね。スポンサーが離れていくんじゃないかなと。こんなところにスポンサーできるか、と。それからもうひとつね、必ずね、IOCのバッハ会長に(質問を)当てられますよ。これ、バッハ会長もこんなことについて質問されてもなんて答えていいか分からない。これはちょっとね、非常に大きな問題だと思いますね」と終始怒りが収まらない様子だった。

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2021年2月4日のニュース