二木芳人教授 東京都コロナ新規感染者初の2000人超に「医療に対するひっ迫、影響がかなり大きい」

[ 2021年1月8日 09:00 ]

フジテレビ社屋
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 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)が8日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京都で7日に新型コロナウイルスの感染者が新たに2447人報告されたことについて言及した。

 新規感染者が2000人を超えたのは初めてで、6日の1591人から800人以上増え、2日連続で過去最多を大幅に更新した。初の4桁となる1337人だった昨年12月31日から1週間で2000人台に達した。50~90代の男女11人の死亡も確認され、死者の累計は667人。入院患者は前日より64人増の3154人となり、うち重症者は8人増の121人となった。直近7日間で平均した1日当たりの感染者数は1230・4人に達した。

 二木氏は「1つはどうしても年末年始で検査、受診態勢が少し滞っていたので、そうしたところがはけて昨日、一昨日の数字にはある程度、影響している」と分析。その上で「それにしても高いです。今後、どのように推移していくか注目しないといけないし、高いことは間違いありませんので医療に対するひっ迫、影響がかなり大きい。そのへんを早急に対応していかないと」と厳しい表情で話した。

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2021年1月8日のニュース