三浦翔平「春馬とともに」 三浦さん最後の主演映画公開に「笑顔でありがとうと言っていると思う」

[ 2020年12月12日 17:53 ]

三浦春馬さんとのエピソードを語った三浦翔平
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 今年7月に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」の公開記念舞台あいさつが12日に都内で行われ、共演した三浦翔平(32)らが登壇。春馬さんとの撮影時の思い出を振り返った。

 幕末から明治時代に政商として日本の発展に尽力した五代友厚を春馬さんが演じた作品。坂本龍馬を演じた翔平は「春馬とともに我々はここにいます。よろしくお願いします」とあいさつし、「春馬とご飯を食べているときに“翔平に龍馬をやってほしい”と言われたところから始まった」と春馬さんからの“オファー”がきっかけで役を引き受けたことを明かした。

 プライベートでも仲の良い2人は、サーフィンに行く途中の車内などで台本の読み合わせを行ったという。「春馬がいたからできた坂本龍馬。本当に感謝しています」と語り、「現場では常に誰かのことを気にかけていた。人として本当に素晴らしい男です」と人柄をしのんだ。

 完成した作品を見ることなくこの世を去った春馬さん。翔平は「(春馬さんは)誰よりも感謝しているかもしれないし、誰よりも悔やんでるかもしれない。でも、さわやかな笑顔で“ありがとう”と言っていると思う」と神妙に話した。

 舞台あいさつには三浦のほか、森永悠希(24)、森川葵(25)、蓮佛美沙子(29)、筒井真理子(60)、田中光敏監督が登壇した。

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2020年12月12日のニュース