辛坊治郎氏 GoToとコロナ感染拡大との関連で持論

[ 2020年12月12日 14:23 ]

辛坊治郎氏
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 フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)が12日放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(土曜前11・55)に出演。Go Toトラベルと新型コロナウイルスの感染拡大について私見を述べた。

 辛坊氏は「事実として、私の意見ですが」と前置きしたうえで「Go Toと感染拡大は何の関係もありません」。1つの根拠として「7月末にGo Toが始まって、8月、9月の感染者数は激減している。Go Toが原因なら8月、9月増えなきゃおかしい」と指摘した。

 さらに、もう1つの根拠として、韓国での感染拡大があると指摘。「日本の第2波、第3波の感染者数の増加のグラフと、韓国における増加のグラフがそっくりなんです。韓国はGo Toやってませんから。でも、11月ぐらいになってからグワーッと上がってきているのは同じなんです。もう1つ言うなら、韓国は初期においてPCR検査に徹底的に抑え込みに成功した日本のマスコミが散々褒めはやしたんですが、現状、日本のグラフとまったく同じ。Go To関係ないないでしょ、他の原因でしょ!」と言い切った。

 感染拡大を食い止めるため、「Go Toトラベルを止めるべき」との考え方が広がっているが、「政治問題なんです。自然に感染が増えたのは政府の責任ではないが、Go Toが原因だというと、政府の責任になる。だから、政権攻撃のツールとしては絶好のツールなんです」と辛坊氏。「Go Toが原因ってなっているから、Go Toだけやめたら感染が収まると思っているけど、私の近所のスーパー銭湯、お年寄りで密密ですから。Go Toが問題だって言うのは政治的な背景もあるけど、みんながそう思い込んでGo Toさえ止めたら感染が止まるという発想は危険ですよ」とした。

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2020年12月12日のニュース