伊藤蘭、小松政夫さん訃報に「びっくりしました」 「みごろ!たべごろ!…」で共演

[ 2020年12月12日 16:28 ]

女優の伊藤蘭
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 元キャンディーズで女優の伊藤蘭(65)が12日、文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)に生出演。今月7日に肝細胞がんのため78歳で亡くなったコメディアンで俳優の小松政夫さんを追悼した。伊藤はキャンディーズ時代にテレビ朝日のバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」で小松さんと共演していた。

 偶然のゲスト出演となった。小松さんと「みごろ!たべごろ!…」などで共演し、盟友として知られる伊東四朗(83)がパーソナリティーの番組で、小松さんの訃報が発表された翌日の共演となり、伊藤蘭は訃報に「びっくりしました」とコメントした。

 小松さんとは昨年6月の自身のソロコンサート後に再会する機会があり「去年6月の終演後に会うことができました。ご自分でチケットを買って来てくださって。真っ白いスーツを着て、おしゃれをして来てくださった。ありがたい気持ちになりました」と振り返った。

 体調を悪くしていたことは「全然そんな感じでは…」と知らなかったといい、訃報を聞いた時は「びっくりしました」と語った。新曲「恋するリボルバー」の曲紹介時には、伊東が「小松、聴いているかあ!」と天国へ旅立った小松さんに呼び掛けていた。

 小松さんは昨年11月の定期健診で肝細胞が見つかり、入退院を繰り返していた。抗がん剤治療を受けながら仕事も続行。俳優としてドラマなどに出演する一方、ラジオ番組などで軽妙なトークを披露していた。今年11月14日に再入院後は容体が回復せず、最期は家族に看取られながら息を引き取った。

 ◇「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」 76年10月~78年3月にテレビ朝日で放送。キャンディーズをメインに、小松さんや伊東四朗らによるコントを主体としたバラエティー。石ノ森章太郎氏がデザインしたデンセンマンが踊る「電線音頭」が人気を博した。その他のレギュラーは加山雄三、後に西田敏行、海援隊が加わった。

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