西島秀俊　99分映画で出番カットされボヤく「僕と勝地君はものすごくカットされました」

　映画「サイレント・トーキョー」の初日舞台あいさつを行った（前列左から）西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子（後列同）勝地涼、広瀬アリス、中村倫也、井之脇海、波多野貴文監督
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　俳優・西島秀俊（49）が4日、東京・銀座、丸の内TOEIで、映画「サイレント・トーキョー」（監督波多野貴文）の初日舞台あいさつに出席した。

　渋谷、恵比寿を舞台にした爆破テロ事件のサスペンスと、容疑者や巻き込まれた人たちの群像劇の要素を99分にまとめた。上映時間について話を振られた波多野監督に対し、西島は目線を送って存在をアピール。「カットされましたけど、僕は。僕と勝地君はものすごくカットされましたけど…」と“被害”を告白すると、勝地涼（34）も「されました」と続いた。

　西島の圧力？に、波多野監督は「群像劇なので疾走感も大切にしたんです。編集でも入れ替えたりして。西島さんだけをカットしたわけじゃないんです。（石田）ゆり子さんの（場面）もね」と釈明。「俳優部の皆さんの丁寧な芝居が、それを可能にしているんじゃないかなと思います」とフォローすると、西島は満足そうな表情を見せていた。

　イベントにはほかに佐藤浩市（59）、石田ゆり子（51）、中村倫也（33）、広瀬アリス（25）、井之脇海（25）が登壇した。