アンジャ渡部 結局児嶋頼み コンビ愛不変「俺は味方だよ!!」

[ 2020年12月4日 05:30 ]

アンジャッシュ渡部建 謝罪会見 ( 2020年12月3日 )

アンジャッシュ・児嶋一哉
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 渡部の相方、児嶋一哉(48)が「アンジャッシュ」の解散は考えず「何があっても俺は味方だ」と、今後も支えていく意向を周囲に話していることが3日、分かった。復帰には児嶋の力が欠かせない状況。渡部が児嶋を見下ろす形のコンビ芸でやってきたが、立場は逆転しそうだ。

 渡部は会見でコンビでの活動について「一緒にやりたい気持ちは当然ある」としつつも「おこがましくて言えない」と吐露した。一方で児嶋は「バッシングをされたとしても、俺の方も大丈夫だ」と周囲に話しているといい、コンビ継続の姿勢を見せている。

 不倫の発覚直後、児嶋は代理で渡部のラジオ番組に生出演し、涙声で謝罪。「大バカ野郎です」とこき下ろし「心で人と通じ合える人間になってほしい」と改心を求めた。

 「天狗(てんぐ)になっていた」とも指摘されたが、渡部は「相方が言っているので、そういう部分があったのではないか」と受け止めた。児嶋に「おまえの考え方は一から変えないとダメだ」と叱咤(しった)されたことも明かし「唯一、本当に厳しく言ってくれる相方。愛情を感じます。迷惑をかけて申し訳ない」と話した。

 渡部は復帰時期を先送りにしたものの、主戦場であるテレビへの復帰は絶望的。自粛入りの時点では、コンビの仕事を含め民放キー局全局でレギュラー番組を持っていた。だが既にTBSが「王様のブランチ」の総合司会の降板を決めた。テレビ関係者は「スポンサーが離れる可能性もあり起用は難しい。他の番組も二の足を踏むだろう」と推測した。

 渡部が復帰を望むなら、児嶋に頼らざるを得ない。7月に開設したYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」は、登録者数70万人を超える人気。同チャンネルで謝罪すべきという声もあり、渡部も「謝る場所を与えてくれるならばという気持ち」と話した。好感度の高い児嶋の力を借り、世間の批判の声が鎮まるのを待つ手もある。

 一方で「ライブで戻るべき。もう一度、生でファンに向き合うべきだ」と、劇場で一からスタートすべきと話す演芸関係者もいる。

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