ヒロシ 「ソロキャンプ」がトップ10入りも複雑 「なんで17年前に呼んでくれなかったんだ」

[ 2020年12月1日 16:52 ]

<2020ユーキャン新語・流行語大賞>トップテンにノミネートされた受賞者の記念撮影中にY字バランスを披露するフワちゃんと嫌がるヒロシ (撮影・白鳥 佳樹)
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 お笑いタレントのヒロシ(48)が1日、都内で行われた年末恒例の「2020ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の発表・表彰式に出席。イベント後に囲み取材に応じた。

 今回、「ソロキャンプ」がトップテン入り。今や“キャンプ界のカリスマ”といわれるヒロシは祝福されながら登壇したが「『おめでとうございます』って言われても、(選ばれたのは)僕じゃなくて『ソロキャンプ』という言葉だから…。『なんで俺が来ているんだろう』って感じ」と苦笑。2003年に「ヒロシです…」で始まる“自虐ネタ”でブレークしたことを振り返り「なんで17年前に呼んでくれなかったんだろう。“なんで今さら”感が強い」とコメントした。

 続けて、ソロキャンプについては「ほんとに好きでやってるだけで、人が多い場所が苦手なんですよ。だから一人になりたくて山に行ってたらこの場に呼ばれたという、よくわけの分からない状況になってるんですよ」と語った。

 自らのギャグによる流行語ではないことから「複雑ですね」と本音をもらし、「やっと17年前に売れて、そのうち消えていきましたけども、遊びに専念していたらここに呼ばれるっていうね。複雑な心境ではありますね」と笑った。

 最後は質問者が「可能ならばでけっこうなんですけれども…」と切り出すと「なんですか?年収の話ですか?」とリップサービス。「さんざん言ってきたからいいでしょ」としつつ「最高月収は4000万です」と明かし、会場を盛り上げた。

 現在、ヒロシは「ソロキャンプ」の様子を納めたアウトドア動画を公開するYouTuberとして人気を博している。また、あまりのキャンプ好きから昨秋、関東近郊の山を購入したほど。テレビ番組に出演した際は“キャンプ生活”の魅力も語っている。

 今年はコロナ禍により遠出は難しい状況が続いたが、3密を気にしなくていいということからキャンプが再認識され、ひとりで楽しむ「ソロキャンプ」にも注目が集まった。「2020ユーキャン新語・流行語大賞」事務局は、「ソロキャンプは一時的な流行にとどまらず、一般的なレジャーとして定着しつつある」と解説している。

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2020年12月1日のニュース