中田カウス 若手芸人への“劇場効果”喜ぶ「どんどん伸びてる。東西の賞を総なめ」

[ 2020年12月1日 12:40 ]

 「よしもと漫才劇場6周年!記者会見」に出演した(前列左から)ミルクボーイ・駒場孝、内海崇、ゆりやんレトリィバァ、中田カウス、見取り図・盛山晋太郎、リリー
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 「よしもと漫才劇場6周年!記者会見」が1日、大阪ミナミの同劇場で開催され、上方漫才協会会長の中田カウス(71)は「(若手芸人に)劇場を与えて、どんどん伸びてきてる。東西の賞を総なめ。勉強も怠ってない。何も心配してません。劇場が一番大事」と大阪の若手芸人の成長ぶりを喜んだ。

 お笑いの聖地・なんばグランド花月の西側にある「よしもと漫才劇場」から、東京へ進出した霜降り明星、昨年のミルクボーイと、連続で「M―1」王者が誕生。さらに「R―1」「キングオブコント」「THE W」や関西の賞レースを制した猛者がこの地で育った。今年1月にできた東京の「神保町よしもと漫才劇場」からも、ぼる塾が全国区に。そしてこの日、大阪城の東側にある「クールジャパンパーク大阪SSホール」で「森ノ宮よしもと漫才劇場」がオープン。若手芸人が育つ環境は着々と整備されてきた。

 2日には「M―1グランプリ2020」の準決勝が開催される。見取り図、からし蓮根、コウテイらこの劇場から9組が出場する。3年連続の決勝進出を狙う「見取り図」の盛山晋太郎(34)は「三度目の正直で絶対に優勝」と宣言。同じくV候補にもあげられるコウテイは、ボケの下田真生(27)が1分ネタ披露のコーナーででオチを間違え「きょうでよかったです」と苦笑い。昨年のM―1王者ミルクボーイ・内海崇(34)は「(M―1で)優勝して、いろんな仕事をさせていただきました。次は人間国宝を目指します」と大ボケで締めくくった。

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