22年大河「鎌倉殿の13人」小池栄子 北条政子役で17年ぶり大河「心中」5日連続キャスト発表先陣

[ 2020年11月16日 10:01 ]

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に北条政子役で出演する小池栄子
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 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(37)が主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、女優の小池栄子(39)が主人公・北条義時の姉・北条政子役で出演することが16日、番組公式ツイッターで発表された。小池の大河ドラマ出演は05年「義経」以来、17年ぶり2作目。三谷氏自らが動画で官房長官の記者会見風に発表し、この日から5日間連続で総勢24人の第1次出演者を発表する異例のスタイル。小池がトップバッターとして名を連ねた。

 大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府の第2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏が04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗が大河初主演に挑む。

 小池演じる北条政子は、義時の姉にして鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻。女将軍として君臨した。「北条政子を演じさせていただけるとは…」と驚き「女として、母として、強く、愛に生きた政子は『一途』という言葉がピッタリな最高にカッコイイ女性だと思います。1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせていただきたいと思います。『猛女』とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆さまの記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね!」と並々ならぬ意欲を示した。

 大河出演は巴御前を演じた「義経」以来。「初めての大河ドラマでしたので、何もかも分からないことばかりでした。時代劇に出る難しさを感じる日々で、楽しむ余裕もなく終わってしまい、悔いが残っています」と振り返り「今回はもっとじっくり役と向き合い、より丁寧に演じることができたらと思います」と気持ちを新たにした。

 17年の舞台「子供の事情」、19年の映画「記憶にございません!」、今年のAmazonプライム・ビデオ「誰かが、見ている」と近年、三谷組に仲間入り。「また三谷作品に出られるのが、とってもうれしいです。自分でも気づかない『おそらく私のイイトコロ』を最大限に活かしてくれる役をくださるので、気合が入っています!」

 主演の小栗とは11年の舞台「髑髏城の七人」以来、11年ぶりの共演。「舞台で一緒に長期間芝居した仲なので、信頼しています。正直で熱い方なので、たくさん相談しながら作品作りができそうです。小栗座長にガッツリ付いていきます!」とした。

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2020年11月16日のニュース