大阪 政府とのツイッターバトル“謝罪”で勝利? 辛坊治郎氏解説「言った瞬間に実は『勝った』」

[ 2020年5月30日 13:45 ]

辛坊治郎氏
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 元読売テレビ解説委員でキャスターの辛坊治郎氏(64)が、30日放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(土曜前11・55)に出演し、新型コロナウイルス対策の出口戦略で大阪府が先行できるようになったきっかけを推測した。

 府が独自に掲げた解除基準「大阪モデル」を示した際、吉村洋文知事(44)はツイッターで「具体的な基準を示さず、単に(宣言を)延長するのは無責任だ」と政府に指摘。これに対し、西村康稔経済再生相(57)が「勘違いをしておられる」などと反論。吉村氏が陳謝するというやりとりがあった。

 これについて辛坊氏は、本来、緊急事態宣言下の休業要請等の権限は知事にあるものの、政府からの通達で「国と協議の上(決める)」という決まりがあったことを指摘。その上で、「大阪が西村大臣と吉村知事とツイッターバトルで、『そんなもん知事が勝手に決めたらええやんか』と西村大臣がツイートで言っちゃったから、本当は国の許可を得て、協議しなきゃいけないやつが、大臣がそれを言うたから、知事が『こっちやらしてもらうで、だってあんたそう言うたやないか』と(解釈できた)」と解説した。

 さらに、「知事が謝ったような形になってるけど、あれのおかげで知事が好きなように、国に先行して、いろんなところの自粛解除ができるようになったんです。もめてなかったら、最後まで国の言いなりですよ。知事と国がもめて、最後に知事が謝ったんです。『ごめんなさいね』と言ったんだけど、言った瞬間に実は『勝った』と思ったんです」と述べた。

 辛坊氏の解説に、ほんこん(56)は納得しつつ、「吉村知事が(元)弁護士やから、引き出したちゃうかな?計算で」と推測していた。

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2020年5月30日のニュース