古市憲寿氏 「のんびりなかい」絵本の脚本は「友達と仲直りする話とかどうかなって」

[ 2020年5月30日 14:12 ]

 社会学者の古市憲寿氏(35)が30日、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。お笑い芸人の劇団ひとり(43)が生み出した中居正広(47)が立ち上げた個人事務所「のんびりなかい」の公式キャラクターの、絵本の脚本の構想を明かした。

 ひとりは16日放送の同番組で「のんびりなかい」の公式キャラクター「ノン・ビリーくん」を勝手に制作し、披露。翌23日放送回でも、2体のカピバラと切り株やじょうろ、花が並んだフィギュアを紹介した。カピカラは“のんちゃん”と“びりーくん”だといい「『のんびりーランドの住人』っていう設定なんです!」とアピール。中居もあまりの力作ぶりに「古市さん脚本で劇団さん監修で、絵本とかどうですか?」とノリノリの反応を示した。

 そんな中、ひとりはこの日、びりーくんと中居が手をつないだ銅像も披露し、「テーマパークに一歩近づきましたよ」と笑顔。古市氏も「番組スタッフと本編の打ち合わせを一切してなくて、絵本の話しかしてないですよ」と苦笑。ひとりも「僕も聞きました」と話が進んでいることを認めた。

 このやり取りに、中居は「創業者が何も知らないのに?」と困惑。ひとりは「創業者には事後報告です」と悪びれる様子もなく、「のんちゃんとビリー君、絵本がいいんじゃないかってことで、テレ朝が食いついているらしいですよ。で、ちょっとプロジェクトが動き出しましたよ。ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべた。

 中居は「僕、何も報告受けてませんよ。何も知らないです」と不満顔。それでも、ひとりは「(社長は)大丈夫です、のんびりって名前さえ貸してくれれば。脚本の進み具合はどうですか?」と気にせず、古市氏に質問。古市氏も「友達と仲直りする話とかどうかなって思ってるんですけど。そういう温かい話を」と前向きに答えた。

 そんな2人に、中居は「なんだよ、みんな。どうしちゃったんだよ。早いですよ。歩き方を知らないのに走るのやめてください。まず歩き方を覚えてからです」と困惑するばかり。それでも、ひとりは「名言いただきました。書いておこう、銅像に…」と茶々。さらに「脚本は古市さん。キャラクターは僕がまた作ってきます。社長はそれ見てハンコを押す。楽しみですね」と前を向いた。

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2020年5月30日のニュース