さんま、木村花さん追悼 誹謗中傷跳ね返すのは「22歳では無理」「あとに残った人間が精神的に大変」

[ 2020年5月30日 22:57 ]

タレントの明石家さんま
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 お笑いタレント、明石家さんま(64)が30日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演。23日未明に亡くなった女子プロレスラーの木村花さん(享年22)がSNS上で激しい誹謗(ひぼう)中傷を受けていたことに触れ、「あとに残った人間が大変」と家族、仲間を気遣った。

 ナインティナインの岡村隆史(49)のラジオ番組での不適切発言により、NHKに岡村の「チコちゃんに叱られる!」降板を求める電子署名運動が1万以上集まったことについて「我々世代ではもう考えられないことが今起こってる」と話したさんま。「正義だと思う人と、ゲーム感覚でやる人がいる。揚げ足をとられるから足をあげたらあかんってなってるけど、もう我々は足をあげないとトーク攻めていかれへんからな。揚げ足をとられるのは覚悟でやっていかないと」と今後も自身の“攻め”のトークは続けるとした。

 出演した村上ショージ(65)が「色んなことを経験していかないと、それを飲み込んだりはじきとばしていく力は身につかないでしょうね。最近ではレスラーの女の子が」と亡くなった木村さんがSNSで誹謗中傷を受けていたことに触れると、さんまは「22歳では無理だな」とポツリ。「(誹謗中傷の)他にも色々あったんやろうけど、そういうことでああいう結果になったということは…ただ残された人がもう、あとに残った人間が精神的に大変なんですよ、残された方が」と残された仲間や家族を気遣う言葉を述べ、木村さんを悼んだ。

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2020年5月30日のニュース