怪獣でコロナ退治だ!「シン・ゴジラ」樋口監督呼び掛けに斎藤工、山本耕史ら多数参加

[ 2020年5月7日 05:30 ]

「カプセル怪獣計画」第1話 斎藤工と三面怪人ダダ(YouTubeから)

 映画「シン・ゴジラ」などを手がけた樋口真嗣監督(54)が新型コロナウイルスを「怪獣」でやっつけるリレー動画「カプセル怪獣計画」を呼び掛け、話題となっている。

 計画は、樋口監督が「怪獣の力でコロナを倒そう!」と動画撮影のお手本を披露。賛同した人は、自宅にある怪獣人形やフィギュアなどを使い「誰かから飛んできたカプセル怪獣をキャッチ」→「その怪獣を自分の怪獣に食べさせパワーアップ」→「次の人に投げる」という10~15秒のシーンをSNSに投稿。その動画を樋口監督や「進撃の巨人」の尾上克郎特撮監督(59)らの有名監督が複数本をリレー形式の1本に編集して、タイトルをつけてウェブに公開してくれる。

 6日午後10時までに、1話から18話まで公開されており、俳優の斎藤工(38)山本耕史(43)橋本じゅん(56)佐野史郎(65)西島秀俊(49)らも思い思いの怪獣で参加。斎藤はウルトラ怪獣「ダダ」を選択し、ミュージカル「ピーターパン」でもおなじみの橋本はフック船長とライオンの「キング」でリレー、佐野は特撮ホラー映画「マタンゴ」に登場する怪人を使い、長めの芝居。それぞれがコロナと闘う設定で動き、楽しませている。

 一般の人も自由に投稿できて参加可能。今後も動画公開は続く予定で、編集によって有名人とリレーシーンになる可能性も。それぞれが手にする懐かしの怪獣や個性的な闘い方を見ることができ外出自粛の中、特撮ファンにもコロナ退散を願う人にも楽しめる企画。リレーを続けてパワーアップしていった怪獣が最後にコロナとどんな闘いを見せるのか結末も気になるところ。

 樋口監督は「みんなで力を合わせてこの難局を乗り切ろうではありませんか。見えない大怪獣コロナと闘わせましょう」と話している。

 ▼カプセル怪獣 「ウルトラセブン」などのウルトラシリーズに登場する。ウルトラセブン(モロボシ・ダン)が所有する小さなカプセルに入っており、敵に投げつけて戦わせることができる味方の怪獣。ウルトラセブンに変身できない時などに代わりに戦っていてくれる。「ウインダム」「ミクラス」「アギラ」などがいる。

 ◆見方&投稿法 編集された動画は「カプセル怪獣計画」の公式ツイッターで見られる。投稿はハッシュタグ「#カプセル怪獣」「#KAIJUDEFEATCOVID」をつけてツイッターやインスタグラムなどのSNSに。

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