王将戦第6局戦型は角換わり 渡辺王将「慎重にならざるを得ない」、広瀬八段「互角だと思うが…」

[ 2020年3月13日 12:47 ]

<王将戦、第6局>広瀬八段の1手から第六局が始まる(撮影・中村 達也)
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 渡辺明王将(35)に広瀬章人八段(33)が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第6局は13日、佐賀県上峰町の「大幸園」で始まった。

 対戦成績は3勝2敗と、広瀬がシリーズ制覇へ“王手”をかけた一番の戦型は3度目の角換わりとなった。

 午後12時30分の昼食休憩まで38手進み、その休憩時の取材に渡辺は「1筋を取られたので右王になりました。午前中から神経を使うところが多かった。王の薄い形。慎重にならざるを得ない」と語り、広瀬は「端歩?作戦なんですけど、これからどう生きるか分からない。(形勢は)互角だと思うが主張は通ったというところ」と進行の印象を述べた。

 13日は午後6時に指し掛けとなり、14日午前9時に再開する。

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2020年3月13日のニュース