伊集院静氏、2月に退院していた 1月くも膜下出血で緊急手術も体力回復、仕事再開へ

[ 2020年3月13日 05:30 ]

伊集院静氏
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 1月21日にくも膜下出血で倒れ、緊急手術を受けた作家の伊集院静氏(70)が先月退院していたことが12日、分かった。本人が「皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたが、その後、手術も無事成功し、先月病院も退院いたしました」とのコメントを発表した。後遺症もなく、現在はリハビリ病院に入院中で毎日3キロの散歩ができるほど体力も回復。今月中旬には退院予定で順次仕事を再開するという。

 復帰の仕事については毎年4月1日付の新聞広告に掲載される新社会人へ向けたメッセージ。伊集院氏はその内容を明かし「“令和初の新社会人諸君。今君たちがそこに立っていることを偶然と思うな。偶然は神様の采配である。社会の水も風も、甘くもないし厳しいぞ”と相変わらずの伊集院です」とつづっている。今後、小説、エッセーなど連載の仕事も再開予定で「入院前よりは少しペースをゆっくりしようと思っています」とした。

 倒れた直後は4時間に及ぶ手術を受け集中治療室(ICU)に入り、予断を許さない状況だった。事務所は「倒れた当初は緊急手術などご心配をおかけしました。後遺症も全くなく元気と聞いています」と説明した。 

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2020年3月13日のニュース