市川海老蔵 襲名前に麻央さんの存在を痛感「一言でいえば心細い」

[ 2020年2月7日 17:07 ]

市川海老蔵改め13代目市川團十郎白猿襲名披露狂言発表会見で言葉を交わす13代目市川團十郎白猿を襲名する市川海老蔵(右)と堀越勸玄くん(撮影・木村 揚輔)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が7日、都内で記者会見し、5月の十三代目市川團十郎白猿襲名披露の概要を発表した。

 襲名に際して、13年8月に死去した父の十二代目團十郎さん(享年66)と、17年6月に亡くなったフリーアナウンサーで妻の小林麻央さん(享年34)について触れ、「一言でいえば心細いですよ」と本音も漏らした。

 海老蔵を04年に襲名した時の記者会見について、「横を見れば父が十二代目市川團十郎として座ってくれてましたし、そして妻もまだ結婚はしていなかったですけど、順調なところだった」と回想。「今は父親がいないというのが非常に心細いですし、本来、支えてくれるはずだった麻央も今いない」と続けた。

 「襲名とは大きなことですから一人で頑張ってもどうにもならないところが、たくさんあるなと痛感している。そんな中で父がいない。妻もいない。そんな中で子供(長男を八代目市川新之助として)も襲名させる。自分自身も大きな名跡を相続することに、いろんなことを感じていますね」と現在の心境を告白。

 「(海老蔵襲名時のように)うかれている感じはまったく無く、落ち着いたのかな。時と経験というものは人を変えていくんだなと感じている」と語った。

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2020年2月7日のニュース