笠井信輔アナ 徹子の部屋出演に「天にも昇る気持ち」も「まさか病気の話をすることになるとは」

[ 2019年12月20日 14:51 ]

笠井信輔アナウンサー
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 悪性リンパ腫のため近く入院することを発表したフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が、20日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。番組出演への喜びや、家族とのエピソードを話した。

 笠井アナは、登場するなりスタジオを見回し「いやあ、本当に『徹子の部屋』なんですね」と言って笑顔を見せると、番組の出演オファーを受けたことに「もう本当に天にも昇る気持ちだったんですよ」と喜びを明かした。しかし、出演が決まった後に病気が明らかになり「まさか『徹子の部屋』で自分が病気の話をすることになるとは、思ってもいませんでした」と語った。

 これまで20年間は毎朝3時に起きていた笠井アナだが、フリーになっても5時には起きてしまうという。そしてリビングにいると、起きてきた家族に驚かれると明かした。さらに妻からは「私が出勤するまでは私の目の届かないところにいて」と言われたことを笑顔で告白。「私がいない朝の生活が確立している。(自分がいて)家族みんなのペースを乱していた」と話し、それからは妻が起きてくると部屋に戻るようになったと述べた。

 また、3人の息子とのクイズ番組にまつわるエピソードを披露。笠井アナは、ニュースを伝える仕事の自分が間違えたら恥ずかしいからと、クイズ番組出演を断っていた。それを息子たちに「父さんは意気地なしだ」と非難され「わかったよ。これから全部のクイズ(番組)に出るから」と宣言したものの、出演のたびに恥をかく結果になったという。すると息子たちから「父さん、クイズに出ないで。恥ずかしいから」と言われたと笑って明かした。

 最後に、フリーになってからの2カ月間は「本当に良かったなと思うことがたくさんあった。フリーになったことに後悔まったくない」といい、闘病に向けては「元気になって帰ってきますんで。頑張ります」と、力強い言葉で締めくくった。

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2019年12月20日のニュース